サックスは肺活量に自信がなくても吹ける
サックスは、肺活量が少ないと吹けないと思っていませんか?
初心者の方で始める前からこのように思って諦めてしまう人がいますが、これは本当にもったいないことです。
もちろん、肺活量は少ないよりは多いほうがいいですが、少なければ吹けないのかと言うと、全くそんなことはないんですね。
実際に中学1年生の吹奏楽部の小柄な女子性徒でも、大きなテナーサックスを澄んだハッキリした音を鳴らしいる子もいるんです。
もちろん、彼女は肺活量が多い方ではありませんが、どうして上手く吹けるのかと言うと、呼吸のコントロールが上手いのです。
つまり、正しい腹式呼吸と息継ぎ(ブレス)が出来るようになれれば、肺活量に自信がなくても吹ける楽器がサックスなんです。
そして、呼吸とは言うまでもありませんが、血液の中に酸素を取り込む為に不可欠な体の機能ですが、アルトサックスを吹く上では、楽器の音を発する為に息をチャージするというのが最大の目的で、それを行うのが肺になります。
この肺に効率よく空気を蓄えるには、まずは姿勢を気にかける必要があります。
とは言え、サックスを演奏する時に楽譜に気をとられて、上半身を前方に傾けている人を良く見かけますね。
ですが、そうなると肺が空気を最大限に取り込むことが出来なくなってしまうので、真っ直ぐに立って猫背にならいなようすることが大切です。
ただし、気をつけのような緊張する姿勢ではなく楽な状態で行いましょう。
また、呼吸法には大きく分けると、人間が寝ている時に行っている腹式、深呼吸する時の胸式、息切れしている時などに使う鎖骨呼吸があります。
サックスを吹く時は腹式呼吸ですが、実際はこの3つを組み合わせて使う場合が多いです。
例えば、16分休符ひとつ分で思いきり息を吸わないといけない時には、これらの全ての呼吸法を使うようになるでしょう。
ですが、息を吐いて音を出す時には一瞬で腹式呼吸に切り替える必要があります。
こういったコンビネーションは経験が必要になると思いますが、やはりプロのサックス奏者はどのようにして行っているか、見ることも良い練習になり、呼吸法などのコツを知ることが上達の近道でしょう。
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