アルトサックスを吹く正しい姿勢と呼吸法

初心者の方なら、正しいサックスの持ち方や姿勢、呼吸法なども分からず、音がきちんとでなかったりと悩む人も多いのではないでしょうか。
まず、楽器の持ち方としては、マウスピースが口の位置にちょうどくるように吊りひも(ストラップ)を調節するようにします。

 

 

そして、肩の力を抜いて、背筋を伸ばし構えるようにします。肘が横に張っていないか、アゴは前に出して猫背になっていないか、楽器が下向きになりすぎていないかなど気をつけて、あくまで自然体でなければ美しい音色は出せません。

 

 

また、楽器は腹式呼吸で吹きますので、美しい音を出す為にも腹式呼吸の練習をすると良いでしょう。
腹式呼吸は、腹筋を使って横隔膜を上下させることで、、腹の空気を少しずつ出したり、しっかり出したりと吐く息を調整して、均一の音を出す為の呼吸法です。

 

 

鼻と口から十分に息を吸い込んで、お腹を膨らますようにして、一瞬息を止めます。そして小さく開けた口から少しずつ息を吐き出すようにします。
この呼吸法は日頃からやっていますが、これを意識的に練習することによって、楽器に吹き込む息の量を思うようコントロール出来るようになります。

 

 

なお、マウスピースを加えた時の息であるブレスのとり方は、唇は吹いている状態のままで、唇の両端を少し空けて吸い込みます。この時に鼻からも息は自然に入っていくのです。
いずれにせよ、上手な人を見てみると、やはり自然とかっこいい構え方や持ち方をしているものですね。好きな演奏家やプロの映像を見て真似するのが上達が早く、その上で自分の立ち姿を鏡で見て、かっこいい立ち方などの姿勢を研究してみましょう。

 

 

このプロのジャズ・サックス奏者の吉野ミユキ監修の歌うだけでサックスがぐんぐん上達する「音楽経験ゼロでもできる初めてのアルトサックス講座」では、よくあるサックスの入門書では省略されているような楽器の選び方や組み立て方、掃除の仕方や置き方、正しい呼吸法など、一から丁寧に映像で解説しています。

 

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