サックスとリコーダーとの違い
サックスの指使いはリコーダーに似ていることもあって、イメージを重ねる人も多いと思います。
でも、一緒ではなく全く違う楽器ということを認識したほうがいいです。
何故なら、音色や音程(ピッチ)が悪いと悩んでいる人の多くは、リコーダーを吹くダンキングを一生懸命にやっていることが多いからです。
そいう私も最初はそうでした。小学校の時にリコーダーは誰もがやりますからね。
そもそも下突きで音を立ち上がらせてしまうと、ちゃんとした形のアンブシェアでなくても、その勢いで音がとりあえず出てしまいます。
これがサックスって「初心者でも簡単に吹けるよ」と言われる所以ではないかなと思います。
息だけで音が立ち上がるのは、リードが息に上手く反応している結果なんです。
ですが、正しくは舌がリードから離れて音が出るのがダンキングですからね。
なので、アンブシェアや口の中の大きさ、舌の位置などを調節して、息だけを上手くリードが反応する感覚を掴むことが大切だと思います。
私の場合は、舌の位置は下の歯茎の境目あたりに押し付けて、舌を立てるような感じにしていますよ♪
何より息だけで音が立ち上がるようになれば、ダンキングがとても効率よく練習できますからね。
で、この正しい音程でいい音が出たアンプシェアの状態が自分に合っているということになると思います。
形にばかりこだわる必要がないのはそうした理由からです。
よくマウスピースから1.3センチに加えるとか、顔の中心で吹くように指導されることもあるんですけど、人間の顔って人によって唇の厚さも違うし、歯並び、さらには口の大きさだって個人差がありますから。
おおまかな目安にはいいかもしれませんけど、数字で最善は指し示すことはできないと思います。
そこで、初心者の方「トゥ、トゥ、トゥ〜」ってまず歌って見ることから始めるのがいいかなー。
その上で、上手い人の口の動きや、吹くときの口元の使い方をどのようにしているのか見てイメージを掴むことが、一番てっとり早く上達するにはいいのかなと思います。('ω')ノ
そして、今年こそは、新しいことにチャレンジしたりして、いい音でサックスが吹けるようになりたいですね!
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